選べる壁紙素材！塩ビフラットとフリースの違いとは？

壁紙の素材を用途に合わせて選びたい！と思ったことはありませんか？
一般的に壁紙は購入時に柄は選べても、素材はすでに決まっていて選べないことが多くあります。

Armsの壁紙は、デジタルプリント壁紙専用の自社工場にて受注生産という形で
お客様のご要望に合わせて制作を行っているため、なんと！壁紙の素材が選べるんです。
今回は選べる2つの素材「塩ビフラット」と「フリース」の特徴や用途に合わせた素材の選び方をご紹介いたします。

塩ビフラットとは？

塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られています。
日本で最も一般的な素材です。

施工が簡単で、耐久性も高く、比較的価格の安いものが多いため日本のほとんどの住宅で使われています。
水を通さないので汚れても水拭きができるなど、メンテナンスも簡単です。

表面が滑らかで発色がよく、擦過性にすぐれているので、繊細で細やかな柄でも美しく表現します。
安心の完全国産品です。

次に仕様など詳しく紹介していきます。

防火認定取得

国土交通省認可の防火認定を取得しています。
■不燃認定番号　「NM-3098」
■準不燃認定番号　「QM-0699」
 
 

特級F☆☆☆☆認定

シックハウス症候群の原因となり、発がん性を指摘されているホルムアルデヒドの発散が最も少ないレベルです。
「環境・人体に配慮した素材」という認定をうけています。

■等級F☆☆☆☆認定番号「MFN-0408」
 
 

安全性について

国土交通省認定の壁紙です。国土交通省より認可された施工物件も5000箇所以上。
抗菌効果により、菌の増殖を大幅に軽減し、24時間で基準値以下まで消滅させます。
人の多い商業施設や公共施設などデリケートな場所でも安心してお使いいただけます。
 
 

施工性について

裏の耐水紙は寸法安定性に優れているため、柄合わせがしやすく、施工後の目開きが少ない安定性があります。
貼り加工時にコシがあり扱いやすく、貼り直しても破れにくいのも特徴です。

フリースとは？

フリースとは不織布（ふしょくふ）のことで、
パルプとポリエステルなどの化学繊維を3次元に絡ませて作られ、破れにくく強いのが特徴です。
弱粘性のフリース専用糊を使用することで、剥がしやすく裏紙が残らず1枚のままで剥がれます。

また、糊付けによる伸縮がほとんどなくオープンタイムが必要ない為「突き付け施工」が可能で、
世界の50％以上でこの壁紙が使われています。

次に仕様など詳しく紹介していきます。

目開きしにくい

ビニール製や紙製の壁紙はのりを塗ると約１％伸び、目開きが起こりやすい性質です。
それに比べて不織布は水を含んだ時の伸び率が非常に低く目開きが起こりにくいのが特徴です。
 
 

耐クラック性能について

不織布は繊維を3次元に絡ませて作られているので、ビニール製や紙製の壁紙と比べると破れにくく丈夫な素材です。
下地のクラックにあまり影響を受けません。

※クラックとは、壁紙のひび割れのことです。
 
 

施工性について

ビニール製や紙製の壁紙は糊を塗ると約1％伸びてしまうので、
オープンタイムという、糊を壁紙全面に塗って馴染ませる時間（5～10分）を必要とします。
その分のスペースと時間が必要です。

それに比べて不織布は水分を含んでもほとんど伸びない為オープンタイムが不要で、
余分なスペースも不要でとても貼りやすい素材です。
ビニールクロスの様につなぎ目を重ね貼りする事なく、突き付けで貼る事が可能です。

なお、フリース専用糊を使用することで、従来のビニール素材の壁紙と違って、
裏打ち紙が剥離せずに剥がす事ができます。
 
 
 

壁紙素材の選び方

Armsで選べる壁紙素材「塩ビフラット」と「フリース」についてそれぞれ紹介してまいりましたが、
実際にはどう素材を選べばいいのでしょうか？

つづいて、用途に合わせた素材の選び方をご紹介いたします！

商業施設・店舗で使用する場合

商業施設や店舗で使用する場合は、「塩ビフラット」素材の使用をおすすめします。
不燃認定、F☆☆☆☆取得の塩ビフラット素材は、
不燃材が要求される商業施設や店舗などでも安心してご使用いただけます。
もちろん住宅にもご使用いただけます。

塩ビフラット素材は、業者様の施工のしやすい90cm幅（＋左右のばし1cmずつ）でご提供しています。

また、エンドユーザー様向けにArｍｓ壁紙をご使用いただく際は、
通常価格よりも安価な特別価格にて壁紙の購入が可能なプロユーザー登録をおすすめしております。
プロユーザー登録をしていただくと、プロユーザー様専用サイトへログインしていただくことで
オンラインショップ上でも特別価格で壁紙の購入が可能です。

プロユーザー登録について詳しくはこちらをご覧ください。
 
 

ＤＩＹで使用する場合

ＤＩＹで使用する場合は、「フリース」素材の使用をおすすめします。
塩ビフラット素材はプロの職人じゃないと歪みができてしまいますが、
フリース素材はDIY初心者の方でも簡単に貼ることができるので、失敗することなく綺麗に仕上げることができます。

フリース素材は、業者様の施工のしやすい90cm幅（左右のばし無し）でご提供いたします。
なお、フリース素材の壁紙は「突き付け」施工になります。
左右のばしをご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

壁紙を貼った後の残った壁紙を使ったＤＩＹや、
Ａｒｍｓの壁紙で実際にスタッフのお部屋をＤＩＹした記事はこちらのブログでご紹介しております！

ぜひご覧ください。

また、ＡｒｍｓではＤＩＹ向けの施工に便利な糊や工具セットも販売しております。

DIY向け！施工に便利な糊・工具セット

Armsでは壁紙施工に便利な糊・工具セットもご用意しております！
ちょっとしたDIYにもおすすめです♪

貼って剥がせる壁紙のり

英国の老舗ブランド『GRAHAM & BROWN（グラハム アンド ブラウン）』の壁紙用のりSUPER FRESCO EASY（スーパーフレスコイージー）。
一般的なビニール素材の壁紙の上から、裏面がフリース（不織布）になっている壁紙を貼るときに使用すると、簡単に現状復帰ができるので、賃貸のお部屋にもぴったりです。

【詳しくはこちら】

貼って剥がせるのりセット

道具を収納できるArmsロゴ入りマルシェバッグ付きの貼って剥がせる糊（スーパーフレスコイージー）のついたセット。
糊のほかに、ローラー・ハケ・ローラーバケットがついています。

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壁紙施工基本6点セット

道具を収納できるArmsロゴ入りサコッシュ付きの壁紙施工に必要な基本の道具をそろえたお得なセット。
撫でハケ・地ベラ・ジョイントローラー・竹ベラ・カッター（替刃つき）・スポンジの6点セットです。
サコッシュは2カラーよりお選びいただけます。

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