緑[グリーン]の壁紙でトレンドを押さえた爽やかなお部屋へ。
コラム
身も心も休まるような、自然で爽やかなお部屋を作ってリフレッシュしたい。
そんなお部屋づくりに役立つのがグリーン壁紙。緑は”自然”を連想させ、心に癒しを与えてくれます。 また、緑色は、スペクトルのちょうど中間色のため、周りの色とも調和しやすいんです。
今回は、そんな緑の色彩効果や種類について徹底解説します。また、おすすめのグリーンのクロスもご紹介します。
近年のインテリアトレンド
近年、自宅での時間が増えたことにより、インテリアのトレンドは「住みやすさ」や「快適さ」を軸に展開されつつあります。
また、サスティナブルな(=地球環境に貢献する)デザイン・素材のインテリアもトレンドになっています。環境問題が深刻化する中、この傾向は今後も続いていくことでしょう。
例えば、ここ数年では自然が感じられるような木材や草木のテイストを取り入れるのがトレンドで、家具も温かみのある木材であったり、ちょっとしたポイントに植物や葉を飾ったりする傾向が強いです。
色についてもモノトーンなどのニュートラルカラーではなく、自然を連想させるアースカラーがトレンドになっています。
具体的には、今回スポットを当てているグリーン(オリーブやカーキ、エメラルドなど)のほかに、マスタードやブラウンなども人気があります。
家具の形は、機械的でスタイリッシュな直線美が目立つものではなく、曲線美を感じられるおしゃれなデザインが人気になっています。
直線美がミニマルでシャープな印象を与えるのに対し、曲線美は自然であたたかみを感じられるデザインです。ここにも「ナチュラル」を好むトレンドが表れています。
緑のイメージ(印象)
近年のインテリアトレンドとしてアースカラーが挙げられており、その中に緑系の色も含まれます。そもそも、グリーンにはどんなイメージがあるでしょうか?
代表的なイメージとしては、「自然」「森林」「葉」「エコロジー」「成長」「忍耐」「癒し」「リラックス」「平和」「安全」「バランス」「信頼性」などがあります。
グリーンが与える印象にはたくさんのポジティブな要素がありますので、私たちの心理にプラスの効果をもたらしてくれます。
緑色のもたらす色彩効果(メリット)
ここで、グリーンが私たちにもたらす色彩効果を3つご紹介します。
感情のバランスを整える
緑の波長は赤と青のちょうど中間の波長であり、人間の感情にバランスをもたらすと言われています。
例えば、中世の時代、ロンドンのテムズ川に架かる黒い塗装の「ブラックフライア・ブリッジ」は自殺の名所だったそうですが、橋を緑に塗りかえたら自殺者が3分の1まで減ったそうです。
昨今は戦争やテロ、コロナなどの悪いニュースが多いですが、その中でも気持ちを穏やかに保つのに緑色のインテリアはきっと役に立つでしょう。
安らぎを与えてくれる
現代人の多くはコンクリートやアスファルトなど、無機質なものに囲まれて生活していますが、人間というのは本来、山や森、草木など、緑に囲まれて生活する生き物です。
グリーンはそのような自然の色を連想させるので、安らぎや安心感、癒しを与えてくれます。また、自然に対する感謝の気持ちや環境を大切にしようという意識を保つ助けにもなるでしょう。
気持ちを前向きにする
グリーンは春の新芽や若葉も連想させます。
このため、新しいことが始まる時の新鮮な気持ちやワクワクした気持ちを与えてくれ、心を前向きにするのに役立ちます。
また、成長や繁栄に向かって努力する気持ちを後押ししてくれるでしょう。
近年の好まれる色の傾向
冒頭に記載しましたが、近年では生活空間に癒しや安心を求めるようになり、より自然に近いモチーフや素材が好まれるようになりました。
色彩もまた、その影響を受けており、最近ではくすみがかったアースカラーが使われることが多くなりました。
そして、今回スポットを当てているグリーン系の色にはアースカラーに該当する色が数多くあります。
ただ、グリーンとひと言にいっても、色々な種類があるのでいくつか例を挙げて、どんな緑があるのか見ていきましょう。
Pickup Green
種類 |
系統 |
イメージ |
リーフグリーン |
強い黄緑 |
若い樹木の葉の色 |
スプリンググリーン |
やわらかい黄緑 |
春に芽生える樹木の葉の色 |
フォレストグリーン |
くすんだ青みの緑 |
森の樹木の葉の色 |
エバーグリーン |
暗い灰みの緑 |
常緑樹の葉のような深い緑色 |
セージグリーン |
灰みの黄みの緑 |
乾燥させたセージの葉の色 |
モスグリーン |
暗い黄緑 |
苔の色 |
オリーブグリーン |
暗い灰みの黄緑 |
オリーブの葉の色 |
エメラルドグリーン |
強い緑 |
エメラルド(宝石)の色 |
ビリヤードグリーン |
暗い青みの緑 |
ビリヤード台の色 |
ミントグリーン |
明るい緑 |
ミントの葉の色 |
おしゃれな緑色 ~おすすめのグリーン壁紙7選~
Armsでは、「COAT」「MAHOTIM」「Och・teija bruhn」の3つのラインより、世界に一つだけのオシャレな壁紙を多数販売しております。
「COAT」は、ペインター ヤマグチオサムとカラープランナー小林明子のユニットにより手掛けられた壁紙を。
「MAHOTIM」は奇才のペインター岩永茉帆が手掛ける壁紙を。
そして「Och・teija btuhn」は北欧を代表するテキスタイルデザイナー、テイヤ・ブルーンが手掛ける壁紙をご用意しております。
以下では、その中から柄入りのグリーンの壁紙を7つピックアップします。
①シャビーシックな雰囲気の壁紙(COA065)
エメラルドグリーンと白を基調としたティンパネルの柄で、アンティークやシャビーシックな雰囲気を出したい人から人気があります。
クロスのほか、アクセントウォールや家具のリメイクティンパネルなどに使うのもおすすめです。
②自然石調の壁紙(COA073)
天然の素材感と塗装が豊かな表情を与えてくれる、自然石調の壁紙です。
18cm×18cmの小さめモチーフなので、トイレなどのせまい空間でも圧迫感を感じさせません。
③幾何学的な模様の壁紙(MAH046)
ポルトガル芸術を代表する伝統的な装飾絵タイル「アズレージョ」をモチーフにした幾何学的な模様の壁紙です。
草木をイメージさせるグリーンの色合いはリビングや寝室などのリラックス空間にもおすすめで、カーテンとも合わせやすいでしょう。
④アズレージョをモチーフにした壁紙(MAH055)
③のデザインと同じく「アズレージョ」をモチーフにした壁紙です。
微妙にくすんだ強めのグリーンの配色で存在感があり、部屋に程よい個性を与えることができます。
⑤やわらかい黄緑系配色の壁紙(OCH067)
色々な谷の形、様々な山の色のイメージから生まれたシンプルなデザインです。やわらかい黄緑系の配色はトイレなどの落ち着きたい空間におすすめです。
⑥モダンな雰囲気の壁紙(MAH048)
立体的なデザインとパステル調の淡い色彩が美しく、モダンな雰囲気を楽しめます。
圧迫感がないので、トイレなどの狭い空間にも適しています。
⑦レトロ調でポップなデザインの壁紙(MAH056)
レトロ調でポップなデザインは、ジオメトリック柄の中でもセンスの光る壁紙です。
キッチンなどにも彩りを与えることができるでしょう。
まとめ
今回は、現在のインテリアトレンドや夏の季節にマッチしたグリーンがもたらす印象や色彩効果、種類などについて詳しく解説しました。
また、おすすめのおしゃれな柄入りのグリーンの壁紙7選もご紹介しました。
記録的な猛暑となっている今年の夏を快適に乗り切るためにも、インテリアデザインにグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか?
Armsの壁紙紹介
Armsでは、デジタルプリント壁紙として6つのラインをご用意しております。
各ラインでは、プロのアーティストやデザイナー、カラープランナーが手掛けた個性豊かなおしゃれな壁紙が盛りだくさん。
ぜひ、毎日のおしゃれや気分転換に壁紙をご活用ください!
DESIGNER-line
Armsでは、実力と才能を兼ね備えた ” カラープランナー “、” ペインター “、” デザイナー ” などのプロが携わり壁紙柄の開発を行っています。
日本国内に限らず海外の表現技法やここにしかない瞬間をとらえた繊細なパターンを数々構えています。。
COAT
ペインターのヤマグチオサムとカラープランナーの小林明子がデザインを手掛けています。
「空間を『色彩』と『質感』で、塗り、覆い、包み込むこと」が基本テーマです。
色そのもののイメージだけにとらわれるのではなく、表面の凹凸、テクスチャーと光沢、時間の流れや光を充分に意識した、繊細で日本的な色への感覚が、自在な刷毛使いと塗装技術によって描かれています。
MAHOTIM
奇才のペインター岩永茉帆が、パソコンでは表現しきれない、描く道具の素材感や温かみのある手描き独特の表現にこだわって制作しているデザインです。
黒板とチョーク、木板とペンキ、紙とペンシル、布と筆、ボール紙とサインペンなど、シーンに合わせたさまざまな素材を自在に使いわけ、独特な世界観を生み出しています。
Och
北欧を代表するテキスタイルデザイナー、テイヤ・ブルーンがプロデュースしています。Ochは「日常を楽しむ暮らし」をコンセプトにしているライフスタイルブランドです。
いつも北欧の自然からインスピレーションを受けてデザインを制作しています。
日本の私たちの日々の暮らしを豊かに彩り、素敵な日常を作ることを目指した壁紙です。
TIYE UP-line
Armsでは、デザイナーに限らず、伝統技術を取り入れた壁紙柄の再現や、
クリエイティブな活動を行っているスタジオとタイアップし、新しいインテリアの表現も生み出しています。
アートスタジオこくら
「アートスタジオこくら」は福岡県北九州市にある、アーティスティックでクリエイティブなスタジオです。
一人ひとりの個性や才能を再確認し、活かし、磨きをかけるため、さまざまな取り組みを行っています。
そんな「アートスタジオこくら」に所属するメンバーのアートが、個性豊かな壁紙になりました。流行や技巧にとらわれない、自由で自然に表現された、温もりある壁紙コレクションです。
網代(あじろ)
「網代(あじろ)」は「網」の「代」わりという意味で、川で魚を捕る際、網の代わりに竹や木を組んで作った網状の仕掛けを使った事に由来した、古くから日本建築や着物などに使われてきた文様です。
人々が願いや祈りを込めて文様を編んだように、紙の持つやわらかな肌触りに想いを込めて、伝統的な編み柄をクラフトバンドを使い、モダンに表現しました。
小倉縞々
『小倉織』は、江戸時代初期より豊前小倉藩(現在の北九州市)で、袴や帯などとして織られ、全国で珍重されていた伝統織物です。
繊細な織り目と色表現を忠実に再現する為、何度もデータ調整と試作を重ね、『小倉 縞縞』の魅力を写し取ったデジタルプリント壁紙をつくりあげました。
Armsでは、お客様の入稿データによるオリジナル壁紙の制作も承ります。
施工する壁サイズに合わせた壁紙の制作をする
まさに「世界にひとつだけの、あなたのためだけのオリジナル壁紙」です。
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