DIY|壁紙でスツールをおしゃれにデザイン
DIY
壁紙が活用できるのは『壁』だけではありません。
DIYで余った壁紙をインテリアとして再活用!
このシリーズでは、皆様が挑戦してみたくなるような、手軽な壁紙アレンジをご紹介いたします。
今回はシンプルな木製スツールがおしゃれに大変身!
おしゃれなスツールの作り方|壁紙でDIY
リメイクで実際に使用した柄:[左] MAH011、[右] MAH023
そのままでもコンパクトな見た目が可愛いスツール。
壁紙を取り入れてさらにおしゃれにデザインしましょう!
まずは『スツールってなんだろう?』という方のために少しご紹介致します。
スツールとは?
スツールとは、脚が3~4本で、背もたれや肘置きのない、簡易的な椅子のことです。座席の最も初期の形態で、通常1名のみ座れるよう作られています。現代のスツールには背もたれがあるものもありますが、現状はまだ“背もたれのない椅子”という認識の方が強いようです。
製作手順|スツールパーツに壁紙を貼る!
さっそく、作り方をご紹介していきます。
まずは作業前に必要な材料を準備しましょう!
★準備するもの★
- 木製のスツール
- 余った壁紙(フリース)
- 木工用ボンド
(※通常壁紙に使うフレスコ糊は原状復帰に適しており剥がれやすさ重視のため、ここでは木工用ボンド等の接着剤を使用した方がより安定します。) - ハサミやカッター
- カットボード
- 水性ニス/水性ウレタンニス
※水溶性ニスは耐水性が無いのでオススメしません。 - 撫で刷毛(壁紙貼り付け用)
- ジョイントローラー
- 刷毛(ニス塗布用)
壁紙貼り付け手順
それでは、手順をご説明いたします。
1. スツールパーツの表面をキレイに掃除
ゴミや汚れがあると、壁紙が浮いて気泡が入ったり、剥がれの原因になってしまいます。
まず、スツール表面のゴミや汚れをきれいにふき取っておきましょう。
※スツールが組み立て式の場合は、この段階ではまだ組み立てないでください。
2. 壁紙をカット
貼り付け面の寸法を測って、壁紙をカットしましょう。
まず、壁紙の上にパーツを置き、大体の大きさに軽く当たりをつけておきます。そパーツの寸法も測ります。
当たりと、定規で図ったサイズを照らし合わせながら、カットサイズを決めるのがオススメです。
(画像は分かりやすくするために柄面が上ですが、裏面に印をつけると目立ちません)
自信がない場合は、少し大きめにカットしておき、後程ハサミやカッターを使ってカットする方が良いかもしれません。
ただし、はみ出し部分があると剥がれの原因になりますので十分注意してください。
3. 貼り付け作業
ボンドを、接地面になるべく均等に伸ばして塗ります。
接地面を用紙に置いたら、間に空気が入らないよう中心から外側に向かって撫で刷毛を使って貼り付けていきます。
ジョイントローラーで四隅をしっかり接着します。
貼り付け終わったらボンドが乾くまで待ちます。
(通常24時間程度で最大強度まで接着が完了します。
接地面と紙が動かなくなるのには12時間程度を目安にしてください。 )
4. 仕上げのニス塗り
仕上げのニスを塗っていきます。
ニス塗りの前に刷毛のスキ毛(抜け毛)をよく取り除いておきましょう。
塗装は、塗りにくい部分から塗っていくのがオススメです。
厚く塗らず薄めに塗って、1回塗るごとに充分に乾燥させてください。
また、塗り重ねる場合は、同品種のニスで仕上げてください。
今回スタッフは透明のニスを使用しましたが、色付きのニスを使ってもヴィンテージな仕上がりやレトロな雰囲気が演出出来たりして面白いですよ〇
9. 完成!
最後に、スツールを組立てたら…
おしゃれな柄入りのスツールの完成です!
水性ニスを塗って仕上げているので、耐水性があり、屋外でもお使い頂けます。
世界に一つだけのオリジナルスツール、皆さんもぜひ作ってみて下さい。
\ワークショップが出来るスツールキット販売しています/
他事業で手軽なリボート(強化ダンボール)のスツールを取り扱っています。
紙製なので、屋内のみの使用とはなりますが、強度は十分ございます。
日用品としてはもちろん、モデルルーム等のオブジェにもオススメです!
壁紙は抗菌性能や脱臭性能がある丈夫な素材なので、通常の用紙や包装紙と比べて考えても、そのまま捨てるには少し勿体ないんです。
皆さんも余った壁紙を捨てずに、何かに活用してみてくださいね◎
Armsの壁紙紹介
Armsでは、デジタルプリント壁紙として6つのラインをご用意しております。
各ラインでは、プロのアーティストやデザイナー、カラープランナーが手掛けた個性豊かなおしゃれな壁紙が盛りだくさん。
ぜひ、毎日のおしゃれや気分転換に壁紙をご活用ください!
DESIGNER-line
Armsでは、実力と才能を兼ね備えた ” カラープランナー “、” ペインター “、” デザイナー ” などのプロが携わり壁紙柄の開発を行っています。
日本国内に限らず海外の表現技法やここにしかない瞬間をとらえた繊細なパターンを数々構えています。。
COAT
ペインターのヤマグチオサムとカラープランナーの小林明子がデザインを手掛けています。
「空間を『色彩』と『質感』で、塗り、覆い、包み込むこと」が基本テーマです。
色そのもののイメージだけにとらわれるのではなく、表面の凹凸、テクスチャーと光沢、時間の流れや光を充分に意識した、繊細で日本的な色への感覚が、自在な刷毛使いと塗装技術によって描かれています。
MAHOTIM
奇才のペインター岩永茉帆が、パソコンでは表現しきれない、描く道具の素材感や温かみのある手描き独特の表現にこだわって制作しているデザインです。
黒板とチョーク、木板とペンキ、紙とペンシル、布と筆、ボール紙とサインペンなど、シーンに合わせたさまざまな素材を自在に使いわけ、独特な世界観を生み出しています。
Och
北欧を代表するテキスタイルデザイナー、テイヤ・ブルーンがプロデュースしています。Ochは「日常を楽しむ暮らし」をコンセプトにしているライフスタイルブランドです。
いつも北欧の自然からインスピレーションを受けてデザインを制作しています。
日本の私たちの日々の暮らしを豊かに彩り、素敵な日常を作ることを目指した壁紙です。
TIYE UP-line
Armsでは、デザイナーに限らず、伝統技術を取り入れた壁紙柄の再現や、
クリエイティブな活動を行っているスタジオとタイアップし、新しいインテリアの表現も生み出しています。
アートスタジオこくら
「アートスタジオこくら」は福岡県北九州市にある、アーティスティックでクリエイティブなスタジオです。
一人ひとりの個性や才能を再確認し、活かし、磨きをかけるため、さまざまな取り組みを行っています。
そんな「アートスタジオこくら」に所属するメンバーのアートが、個性豊かな壁紙になりました。流行や技巧にとらわれない、自由で自然に表現された、温もりある壁紙コレクションです。
網代(あじろ)
「網代(あじろ)」は「網」の「代」わりという意味で、川で魚を捕る際、網の代わりに竹や木を組んで作った網状の仕掛けを使った事に由来した、古くから日本建築や着物などに使われてきた文様です。
人々が願いや祈りを込めて文様を編んだように、紙の持つやわらかな肌触りに想いを込めて、伝統的な編み柄をクラフトバンドを使い、モダンに表現しました。
小倉縞々
『小倉織』は、江戸時代初期より豊前小倉藩(現在の北九州市)で、袴や帯などとして織られ、全国で珍重されていた伝統織物です。
繊細な織り目と色表現を忠実に再現する為、何度もデータ調整と試作を重ね、『小倉 縞縞』の魅力を写し取ったデジタルプリント壁紙をつくりあげました。
Armsでは、お客様の入稿データによるオリジナル壁紙の制作も承ります。
施工する壁サイズに合わせた壁紙の制作をする
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